kikimoのブログ

人生知らない事ばかり  日々備忘録 海外に暮らしていた事もあったっけ France とか U.S.Aとか         

深夜にテレビを見ながら♪

ヤングシナリオ大賞

 

もう、32回もドラマ化されて放送されているんだと驚いてしまった

深夜枠に突然現れるので、ついつい見てしまう。

シナリオ大賞だから、誰かがシナリオを書いて応募しているのだろう

でも一体いつ、誰が受賞されて、その後どんな作品を書いているのかは

全く知らないけど...

ここはかつてすごい方達の登竜門になっているようで

野島伸司さんや坂本裕二さん、浅野妙子さんなどなど有名どころがたくさんいました

興味があってドラマを見た後で、HPを覗いてみたら、

シナリオ大賞の応募対象者は

   ・プロの脚本家を目指す人

   ・自称35才以下   

自称って... あいまい  結構賞金が高額で驚いた。

しかもまだ募集中だったけど、既に自称ってとこでもう応募できない状況でした

 

今回のテーマは「サロガシー」受賞されたのは女性の方。

サロガシーって何?って

ドラマが始まっってすぐにオープニングからギョッとして、そして察した

なるほど代理母、すなわち代理出産の事でした。

サロゲートマザーっていう映画があって、海外の映画だけどSeiko matsudaが

オーデションかなんかを受けて出演したって事で聞いた事のあった言葉だったから

そっちならすぐにピンと来てたんだけど

今の時代はサロガシーsurrogacy(代理母出産)なのかと

ドラマはあっという間に見てしまった、内容はディープなんだけど。

ストーリーの流れはまるでマンガを読んでいるようなさらっとしたドラマだった。

後味も悪くなかった。

オープニングの母の行動が全てだったような気がする

 

最近、特に曖昧にするとか壁が無いとか、平等とか無差別とか...

一見選択肢が増えているような気もするが、個々を尊重する事により、

より責任が増している、それが返って悩ましかったり。

性別の壁が精神的については無いのかなと、理解できる。

人間には性別を決定づける男女両方の染色体があるから、そのどっちかになる

それが人間の基本。

でも遺伝的に生まれ持った体の機能の壁を取っ払う事はできない。

これは神の領域、神のみぞ知るだと思っている

機能が備わっていても心がついて来ないならそれは機能しない事になる

どっちに軸を置くのか、当然自分の感情、気持ちや心にそって正直に生きるとするならば

その機能を封印するか変更したり、他者の力を借りて心のままに生きる事を

選択する事になるのだろう

 

私の場合について、今現在まで幸い心と体が同じ気持ちであり

生まれてきたまま

そのままに、特に悩まずにこれまで生きて来れた。情報も正直なかったから

過去には同性に好かれた事もあったけど、それは人間として、生き物として

好きだったということだったのだろうと、今考える

同級生にも私より女性らしい男の子や男らしい女の子もたくさんいたな

 

女性として子供は産めるなら、産みたい 

私は20代後半になって、結婚を意識するようになると

そんな事を当たり前のように考えていた

29才で出産後、しばらく出産ハイとでもいうのでしょうか、

産むだけだったら...産めるものなら

あんなに爽快な事はないかもしれない 

10ヶ月お腹にいた子供が出てくる瞬間って、そう人生の中で味わえる達成感じゃないと思う

人間って動物だったらよかったのにねって思った時もあった

 

テレビを見終わった後、私は自分の出産した日のことを思い出していた

あの日は朝食を食べようとしていたら、チクチクと卵の中からヒナが突くような

そんな胎動を感じて、慌てて病院へ電話をした

もう1週間も予定日を過ぎていたので、母が付き添ってくれてTAXIで病院へ

そこからすぐにいよいよ出産か、と思いきやその胎動は午前中で止まってしまい、

午後からお腹の中のヒナは寝てしまったとの事だった

花柄のワンピースを着て付き添ってくれていた母も疲れてしまい、

午後は病室のベッドでうとうとしており、私も目をつぶってうつらうつらしていた

そう、まるで3人でお昼寝していたあの病室の時間をちょっと思い出していた

母となかなか一緒に過ごすことが出来なかった私には大切な時間だった

今、高齢となり難病と共存して生きている母の姿を見ると

少しでもあの時のような穏やかな時間が続きますようにと、

祈らずにはいられない。

早く世の中が落ち着いてみんな会えますように

♪今夜の子守唄:知らないことが多すぎる by森山直太朗

       ドラマ:ヤングシナリオ大賞「サロガシー」 by フジテレビ